スタッフブログ

  1. 【リフォーム】換気のこと

    2020.12.16 (水)

    他の追随を許さない程、圧倒的インドアなリフォーム課の富樫です。
    札幌にも本格的な冬がやってきて、益々インドア生活に磨きがかかりそうです。

    さて、以前、換気のお話しをしました。

    【リフォーム】換気について③

    その中で台所の換気扇を使うことも換気を行う上で効果的であると書きましたが、国内のレンジフードを販売するトップシェアメーカー「FUJIOH」が
    12月14日(月)に発売したレンジフードの機能が凄いんです。

    一見、ごく普通のレンジフードに見えますよね。
    このレンジフードの優れている所はCO2センサーを搭載しているところです。
    一般的に二酸化炭素濃度は屋外で約400ppmと言われており、室内等の密閉空間では1000ppmを超えると眠気や疲労感を覚えやすくなります。
    24時間換気で計画換気されたお宅でも部屋が寒くなるという理由で各部屋の給気口を閉じてしまっているお宅をよく見かけます。
    ただ、家庭内感染のリスクを軽減させる意味でも定期的な換気は重要であり、今後も換気は生活において重要になるでしょう。

    このレンジフードは「CO2換気」のスイッチをつけるとCO2濃度を検知し、CO2濃度が高い状態であれば自動で換気を開始します。
    CO2濃度の上昇推移状況に応じて「強」「中」「弱」の風量をコントロールする独自の制御機能を搭載しているため、急激にCO2濃度が
    上昇した場合は「強」で急激換気、緩やかに上昇した場合は「弱」で静かに換気するといった、状況に合わせた換気を自動で行えます。

    下のグラスは成人男性4人相当、16畳の部屋中央で着座事務作業をした際のCO2濃度の推移です。

    20分を経過したあたりで身体の不調を訴えるレベルの1000ppmを超えています。

    厚生労働省の基準ではCO2濃度1000ppm以下が良好な換気状態と定めてはいるものの、感染を確実に予防できるとは言い切れません。
    あくまで「換気の悪い密閉空間」はリスク要因の一つであり、予防策の一つに過ぎないということも忘れてはいけないでしょう。

    ただ、少しでも感染のリスクを、ちょっとした工夫で減らせるのであれば、おうち時間もより安心して過ごせるのではないでしょうか。
    ノンフィルターでお掃除もしやすいFUJIOUのCO2を検知するレンジフード。
    FPホームでも取り扱っておりますので、少しでも興味のある方はお問い合わせください。

    ※レンジフードの換気機能は、給気を行うことを前提としています。(一部商品を除きます)
    また、部屋の形状によっては空気が滞留する場所もありますので、室内のすべての空気が入れ替えられるわけではありません。

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